第2回 DOCOMOMO 選定建築300選展 関連シンポジウム

【10/10(土)】DOCOMOMO Japan 300選展記念シンポジウム02│点から面への展開可能性~群選定のこれまでとこれからを考える~
DOCOMOMO Japan の選定は、基本的に建築物を単位に行っています。しかし、DOCOMOMO Japan選定建築物には、選定No.001「一連の同潤会アパートメントハウス」をはじめとする、一群のまとまりとして評価して選定する“群選定”が含まれています。同一設計者等の建築物の“群選定”は、いわば「点の集積」とみなすことができます
他方、千里ニュータウン(選定No.065)や大学キャンパスの選定は、「点」であった選定建築物に「面」としての広がりを与えたと考えることができます。群としての選定は、個々の建築の質のみならず、それらを束ねる計画や環境を、どのような単位で継承していくのかを問うことにもつながると考えられます。
第2回シンポジウムでは、DOCOMOMO Japan選定建築物の中から、“群選定”のこれまでを振り返り、「点から面へ」というこれからの可能性を考えます。シンポジウムの開催前には、会場であり、DOCOMOMO選定建築物でもある武蔵野美術大学(選定No.143)の建物見学会も行います。
■シンポジウム02:選定建築物の「点」から「面」への展開可能性
日時:2026年10月10日(土) 武蔵野美術大学 建物見学会 10:30~12:00
シンポジウム 13:30~16:30
会場:武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス 1号館104教室 (東京都小平市)
定員:シンポジウム:100名 建物見学会:30名
参加費:チケットをお求めください(学生のシンポジウム参加は無料)。建物見学会のみのチケット販売はありません。
お申込(peatix)は、こちらから
共催:武蔵野美術大学
<プログラム>
●建物見学会
10:30 武蔵野美術大学 建物見学会(選定No.143/アトリエ棟(4号館)、正門、本館、中央広場ほか 12:00終了予定)
●シンポジウム
13:00 開場
13:30 開会・趣旨説明(東京都市大学・岡山 理香、国際基督教大学・岸 佑)
13:40 発表1:DOCOMOMO建築群選定の独自性─島根県庁周辺建築群を例に─(島根県職員・山本 大輔)
14:10 発表2:異なる設計者をシリアル化する群選定の可能性(国際基督教大学・岸 佑)
14:40 発表3:群選定を通じた都市計画遺産としての可能性(玉川大学・玄田 悠大)
15:10 ディスカッション(モデレーター:東京都市大学・岡山 理香、コメンテーター:東海大学・渡邉研司)
16:30 終了
※昼食については、学食・コンビニエンスストアは営業していますが、混雑しますので、各自で持参いただくことをお勧めします。
<集合場所>
●建物見学会 武蔵野美術大学 美術館(登録博物館、設計:芦原義信 1967年竣工) エントランス
●シンポジウム 武蔵野美術大学 1号館104教室(設計:芦原義信 1968年竣工)
<武蔵野美術大学について>

芦原義信が唱えた“外部空間”の理論が明快に実践されているのが武蔵野美術大学のキャンパスであり、武蔵野美術大学アトリエ棟(武蔵野美術大学4号館)をDOCOMOMO選定建築物に選定。2017年には、正門, 本館, 中央広場, デザイン棟, 美術資料図書館, 鷹の台ホール (現:武蔵野美術大学鷹の台キャンパス 正門ゲート, 1号館, 中央広場, 7号館, 美術館棟, 鷹の台ホールA号館)を追加選定しています。
<登壇者 プロフィール>

岡山 理香
東京都市大学共通教育部教授。武蔵野美術大学美学・美術史研究室客員教授。早稲田大学第一文学部史学科美術史専修卒業。
武蔵野美術大学造形学部修了(長谷川堯研究室)。芸術学(近現代建築史・論)。建築に関する展覧会の企画、監修。2023年度日本建築学会賞(業績)。世田谷区教育委員会委員、藤沢市景観審議会委員ほか。

山本 大輔
1976年島根県生まれ。島根県職員。大建築友の会主宰。一級建築士。1999年名古屋大学工学部建築学科卒業。2000年島根県入庁。2011〜2013年に菊竹清訓設計の県立博物館、図書館、武道館の耐震改修を担当。以後、島根県庁周辺建築群の維持保全と活用に取り組む。2015年JIA中国建築大賞特別賞「島根県立図書館駐輪場」。2021年島根県立美術館企画展「菊竹清訓 山陰と建築」企画協力。2023年〜島根大学非常勤講師。2025年〜文化庁建築文化フェロー。

岸 佑
1980年宮城県生まれ。国際基督教大学アジア文化研究所研究員。国際基督教大学大学院比較文化研究科博士課程修了。博士(学術)。日本近現代史・日本近現代建築文化史。DOCOMOMO Japan理事のほか、ジャポニスム学会理事、ヴォーリズ建築文化全国ネットワーク幹事をつとめる。共著に『建築家ヴォーリズの「夢」』、訳書にマーク・ウィグリー『白い壁、デザイナードレス』など。DOCOMOMO Japan 理事。

玄田 悠大
1982年兵庫県生まれ。玉川大学専任講師。博士(工学)(東京大学)。京都大学工学部卒業、同大学院修士課程および東京大学まちづくり大学院修士課程修了。近代都市史、近代建築史、まちづくり、文化交流を専門とし、近代の都市・建築を未来へ継承する地域研究・まちづくりに取り組む。自由学園最高学部特任准教授、東京大学大学院客員研究員、横浜市歴史的景観保全委員ほか。DOCOMOMO Japan 理事・事務局長。

渡邉 研司(コメンテーター)
1961年福岡県生まれ。1987年日本大学大学院修了。1987年から93年芦原建築設計研究所勤務。1993年から98年AA Graduate School 留学。1996年第4回DOCOMOMO国際会議スロバキア参加、以来 2026年第19回DOCOMOMO 国際会議ロサンジェルスまで連続参加。1998年帰国、 DOCOMOMO Japanの設立に関わる。2005年から東海大学工学部建築学科助教授、2011年から同教授。2018年から24年までDOCOMOMO Japan 代表理事。2022年から東海大学建築都市学部建築学科教授。DOCOMOMO Japan 前代表理事。
「モダン・ムーブメントと建築の現在」展
第 1 部「価値と魅力」2026.8.29 Sat. -11.23 Mon.
第 2 部「継承と活用」2026.12.3 Thu. -2027.2.23 Tue
会場:文化庁国立近現代建築資料館 (東京都台東区湯島)
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