DOCOMOMO Japan 会員のみなさま
平素は本会活動に御理解、御協力をいただきありがとうございます。
後援事業「京都工芸繊維大学大学院建築都市保存再生学コース保存再生学シンポジウム」が開催されます。
御興味のある方は是非御参加ください。
詳しくは添付PDFをご覧ください。
DOCOMOMO Japan 事務局
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
DOCOMOMO Japanの後援を受けている、国立大学法人京都工芸繊維大学の社会人講座「ヘリテージ・アーキテクト養成講座」の2022年度の受講生の募集が始まっています。この講座は、歴史的建築物の保存再生デザインの専門家育成を目指す社会人講座で、2020年度から始まりました。初年度は、東は宮城県、西は広島県から、昨年度は、東は福島県、西は愛媛県からの参加者がいました。関東圏からも毎回数人参加しておられます。今年度の応募締め切りは7月22日です。ぜひ皆さん、ご応募ください。
京都工芸繊維大学社会人対象リカレント教育プログラム
ヘリテージ・アーキテクト養成講座
*******************************************************
京都工芸繊維大学 社会人対象リカレント教育プログラム
履修証明プログラム
ヘリテージ・アーキテクト養成講座
■概要
◎歴史的建築物の保存再生のための人材育成
昨今、文化財保護の対象の拡大、歴史的建築物の活用の促進など、建築や都市の保存再生の社会的意義の認知やその実例が格段に増えつつあります。またヘリテージ・マネージャーの養成が全国で進み、文化遺産保護を支える人材の裾野が広がってきています。そんな中、保存再生のデザインのあり方に多様な問題が立ち現れるようになってきました。
京都工芸繊維大学では、2015 年度より大学院建築学専攻に特別教育プログラム「建築都市保存再生学コース」を設置し、建築や都市の保存再生事業をリードしうる人材の育成に向けた教育研究を進めてきました。その蓄積を踏まえ、2020 年度より、社会人を対象とするリカレント教育プログラム「ヘリテージ・アーキテクト養成講座」を新たに開講いたしました。
本養成講座では、建築の実務に特化してリビング・ヘリテージの保存再生デザイン及び活用提案を行う高度な能力を有する人材、すなわち「ヘリテージ・アーキテクト」を養成することを目的とした教育を行います。
◎改修計画・設計の提案を通じた実践的講座
本講座は、オンラインを用いた講義形式の「講義」と大学外での改修現場などの「見学」、さらに受講生が実際の歴史的建築物を対象に実習形式で改修計画および改修設計を行う「プロジェクト」の、大きく3 種類の授業で構成されています。
中でも「プロジェクト」は、本講座の目玉となる授業です。既存の歴史的建築物を対象とし、受講生が改修計画や改修設計を行います。転用後の機能を各自が設定し、建物の価値に応じた改修デザインを提案します。その提案に対して、本学教員や学外の専門家を交えた「講評会」を繰り返し、「最終講評会」を目指します。
■募集要項
対象者:
建築士(一級、二級、木造建築士のいずれか)資格保持者、かつ、以下のいずれかの条件を満たす方
A.ヘリテージ・マネージャー(文化財マネージャー)修了認定保持者
B.歴史的建築物の保存再生について実務経験がある方
※実務経験の証明:物件の写真・解説をA4・半ページ程度でまとめたものを提出
選考の方法:
定員を上回って応募があった場合、対象者の資格や実務経験等を元に専任教員が協議し、受講生を選考いたします。
開催日時:
2022年9月24日(土)~2023年2月19日(日)、原則隔週土曜日 10:30から17:40(17:10)
第1回 2022年9月24日(土)はオリエンテーションの為、 9:30 開始
第2回 10月1日(土)は1限見学会①の為、 10:00 開始
第8回 2022年12月25日、第11回 2023年2月19日のみ日曜日開催
(全11回 計60時間)(予定)
募集人数:
2022年度 30名程度
※第1回(9月24日)、第4回(10月29日)、第6回(11月26日)、第9回(1月21日)の4回の講義は、1限(2限)から4限まで全てリモート授業となります。
プロジェクト講評会と当日午前中の講義は大学内で受講となり、見学会・プロジェクト見学会・実測調査は京都市近辺での見学および調査を予定しています。
※今後のコロナ禍の状況によっては、全てオンラインとなる等、実施方法等が変更になる可能性があります。
申込期間:
申込開始: 2022年6月13日(月)
申込締切: 2022年7月22日(金)(当日消印有効)
※申込多数の場合は書類選考
申込方法:
履修を希望する方は、次に挙げる書類を郵送してください。
(1) 履修証明プログラム受講申請書
【Word版】https://docs.google.com/document/d/1WD7ll-LqDXeSxhdIyr4I3_THXtnftp5r/
【PDF版】https://drive.google.com/file/d/1_7moOzZkEievjVldFaQtGR1eKDW4iqrF/
(2) 最終出身学校の卒業証明書または修了証明書、もしくは卒業見込証明書または修了見込証明書(卒業証書の写し可)
※選考結果については8月半ば頃までに連絡いたします。
※受講が許可された方には、学務課より「受講決定通知書」「振込先の案内」を送付します。
※受講生「最終成果物」の知的財産権の取扱いについて
以下のページの内容をご確認いただき、申込時に知的財産権についての規定をご承諾いただいた方のみ、受講申請書を受付けます。
⇒知的財産権の取扱い
申込先:
宛先 〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町1 京都工芸繊維大学 学務課 連携教育係
プロジェクト講評会と当日午前中の講義の開催会場:
京都工芸繊維大学松ケ崎キャンパス 内
[地下鉄烏丸線松ヶ崎駅より徒歩10分][MAP]
見学会、プロジェクト見学会の場所:
京都市近辺の保存再生事例を予定
※リモート講義については、講座開講までに事務局より別途詳細をお知らせします。
受講料:
90,000 円(1 人)
※受講料は受講が許可された後で納付してください。
入金確認後、受講可能となります。
※見学会、プロジェクト見学会当日の入館料、交通費等は自己負担となります。
(講座開始後、雑費(見学先へのお礼等)を別途徴収します。)
履修証明書の交付:
60時間すべての講座に出席された方には、本学発行の履修証明書を発行します。
(参考:大学の履修証明制度について(文部科学省HP) https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shoumei/)
CPD:
本講座の講義科目は京都府建築士会CPDプログラムに認定される予定です。
後援:
一般社団法人日本イコモス国内委員会
一般社団法人DOCOMOMO Japan
京都市文化財マネージャー育成実行委員会(NPO法人古材文化の会、公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター、一般社団法人京都府建築士会、京都市)
京都工芸繊維大学 KYOTO Design Lab
問い合わせ:
京都工芸繊維大学ヘリテージ・アーキテクト養成講座事務局
E-mail: hakit@kit.ac.jp
※問い合わせは、メールにて事務局にお願いします。
※返信には2、3営業日かかることをご了承下さい。
※月曜日~金曜日、9時~17時(土日祝日の問合せは週明け月曜日以降になります。)