registration 日本におけるモダン・ムーブメントの建築
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248 神奈川県住宅供給公社 竹山団地 センターゾーン
- 群建築研究所(緒形昭義、河辺龍二郎、足立米利、鹿島英子)
- 施工監理:神奈川県住宅供給公社 施工:鹿島建設横浜支店
- 住宅団地におけるオープンスペースの確保を目的に、人工池をとりまくように商業施などが配置され、その周辺のランドスケープと併せ魅力的な外部空間は地域のシンボルとなっている。人工地盤によって作られるピロティによって、低層部のパブリックスペースと上階の住宅は分節されながらも、池を含む空間の豊かさがそこに一体感を与えている。また人工地盤を支える構造も合理的かつユニークな造形であり、そこに展開される立体的な動線は、集合住宅では他に見られない個性である。設計を担当した群建築研究所の緒形昭義は、神奈川県で様々なまちづくり調査を行っており、竹山団地センターゾーンは、その思想が明快に表現されたものである。
- 選定プレート贈呈済
- 1970
- 神奈川