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[記者会見予告]2021年度新規DOCOMOMO選定建築物公表記者会見のお知らせ

2022年05月29日

DOCOMOMO(=The Documentation and Conservation of buildings, sites and neighborhoods of the Modern Movement の略称、「ドコモモ」と読みます)は、モダン・ムーブメント(近代運動)の推進に寄与した建築の歴史的、文化的重要性を訴え、その記録と現存建物の保存に関する活動を展開する国際的学術組織です。1989 年にオランダで設立され、現在は本部(DOCOMOMO International)をオランダのデルフトに置き、77の国・地域が加盟して活動しています。DOCOMOMO Japan はその日本支部で、2000年に発足しました。その重要な活動のひとつに「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」の代表的作品を選定する作業があり、これまで計 250件の建築をリストアップしてきました。今回、このリストに2021年度に選定された14件を新たに加えました。この新規14件のリストを6月6日(月)10時より、報道機関へ向け記者会見を実施いたしますので、報道機関の皆さまには是非御参加いただきたいと思います。

日 時:2022 年 6 月 6 日(月)10:30~11:30
発表者:一般社団法人 DOCOMOMO Japan 代表理事 渡邉研司
登録専門委員会・委員長 大内田史郎
内 容:2021 年度選定建築物紹介、選定理由、質疑応答


御参加ご希望の報道機関の方は本会事務局まで御連絡ください。折り返し御参加方法をお知らせいたします。会場は設けずリモート(ZOOM)方式になります。

なお、今回の選定建築物所在県は岩手、宮城、茨城、東京、愛知、岐阜、福井、岡山、大分、宮崎、佐賀になります。(茨城県、福井県内の選定は初となります)

※「モダン・ムーブメント」は20 世紀の建築の主要な潮流のひとつで、18~19 世紀に端を発する合理主義的、 社会改革的な思想や技術革新を背景に、1920~30 年代に西欧で明確な形をとりはじめ、線や面の構成による美学にもとづいた建築を多数生み出してきました。日本においても、1920 年代からその影響を受けた建築が建設され、現存している建物は日本の近代化の足跡を物語るうえで重要な文化的資産と考えられます。こうした観点からDOCOMOMO Japan では、「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」の選定を行なっています。

以上何卒宜しくお願い申し上げます。

一般社団法人DOCOMOMO Japan 事務局長 大宮司 勝弘

Email: docomomo.jp@gmail.com