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ホテル奥道後
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現名称:奥道後壱湯の守
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カテゴリー:宿泊
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設計:根津耕一郎(根津建築事務所)
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施工:竹中工務店
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竣工年:1969
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所在地:
愛媛
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松山市の郊外の山中に建設された温泉付きの巨大リゾートホテル。愛媛県を拠点とする造船会社、来島どっく(現・新来島どっく)の新事業の一環で計画されたもので、新たに温泉を掘り当て、この地に「奥道後」と名付け、建設されたホテルである。石手川の上流の川に面した細長い急な斜面に敷地があり、その地形と川の流れに合わせ、全長350mの7階建てという巨大な建物が蛇行しながら建っている。160室程度の宿泊室を備え、新幹線(1編成400m)の駅舎のような長さと規模を持つホテルである。
1階から5階までは鉄筋コンクリート造であるが、一般的なラーメン構造を用いず、建物の細い幅の中央付近に2本の柱を建て、そこから4.2mずつ両側へ張り出す、高速道路の高架橋のような断面構造を持つ。それを積み上げる形で1階から5階までの床を支えている。6階および7階は、軽量化とさらに両側に張り出すスパンを必要とするため、鉄骨造となっている。外壁は、壁面部分はALC版、窓面はアルミの鋳物製の窓枠で支えている。
建物を地形に沿いながら建物を配置し、多数の来館者の動線処理を中心に平面を構成しており、抽象性の高い直線的なデザインでまとめているなど、モダニズムの理念と方法で全体をまとめているが、この場所に適した構造が考案されている点には、形式化したモダニズムではなく、創造的なモダニズムに基づいていると言える。1960年代ならではのダイナミックで創造的なモダニズム建築の事例だと言える。
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docomomo選定年度:2026