registration 日本におけるモダン・ムーブメントの建築
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227 自由学園南沢キャンパス及び南沢学園町(追加選定:自由学園羽仁両先生記念図書館、自由学園幼児生活団、田中富士雄邸、小宮一郎邸、芦沢邸、羽仁峰生邸)
- 遠藤新(田中富士雄邸、小宮一郎邸)、遠藤楽(自由学園羽仁両先生記念図書館、自由学園幼児生活団、芦沢邸)、遠藤陶(羽仁峰生邸)
- 自由学園南沢キャンパス及び南沢学園町は、近代に形成された計画的市街地の中でも、羽仁夫妻の教育思想や遠藤新の建築思想を共有し、独自性のある地域環境を一体的に構築してきた稀有な事例である。その実現の背景には、建築物、自然、コミュニティといった様々な要素の有機的な結びつきがあり、今回追加選定する建築群もその一つである。1925年に分譲を開始した南沢学園町は2025年で100周年となる。1世紀にも及ぶ環境の継承は、地域関係団体・個人による多大な尽力があってこそのものであり、その事実を書き留めておきたい。本追加選定が次の豊かな100年を紡ぐ一助となることを願ってやまない。
- 1932-1967
- 東京都東久留米市、西東京市