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registration 日本におけるモダン・ムーブメントの建築
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聖アンセルモ教会(現:カトリック目黒教会)
- アントニン・レーモンド
- 白石建設
- 我が国における鉄筋コンクリート造による折版構造の最初期のものであり、時代の最先端かつ極めて高い技術性が認められるエポックメイキングといえる。また、厳しいコストのなかで集会場と音響効果の機能を満たしながらも最大限の容積と豊かさを獲得した優れた建築思想は、洗練された近代合理主義に立脚したものであり戦後のモダニズム建築の傑作である。戦後復興の末期に外国人建築家と日本人の協働によって作られたこの教会堂は、現在においても様々な人種が集う国際性をもった生活の拠点としての役割を担っている。
- 1955
- 東京