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registration 日本におけるモダン・ムーブメントの建築
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- 佐藤武夫
- 池田建設
- 戦前アーキテクトプロフェッサーとして活動していた時代の佐藤武夫が設計した、現存する数少ない作品である。戦時中の物資統制下で、小屋組は木造、躯体はコンクリートと煉瓦造の混構造を採用し、正面の列柱のポーチ、対称形の外観にドイツ古典主義の影響が見られる。外観や平面の様式的構成に対比して、東面では突出した曲面、鉱滓ブロックのやわらかなテクスチャ-、内部陳列室のすそ広がりの柱などの表情豊かな感性的な意匠は、いかにも佐藤武夫らしい格調高い作品である。
- 1945
- 山口