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registration 日本におけるモダン・ムーブメントの建築
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北海道帝国大学理学部付属厚岸臨海実験所(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター水圏ステーション厚岸臨海実験所)
- 北海道帝国大学営繕課 (篠原惇正+岡田鴻記)
- 田中銀次朗
- 1918年帝国大学として設立した北海道帝国大学理学部の研究実験施設である。海際に位置しているため、海からの外観のデザインが意識された。デザインモチーフはL'Architecture Vivante(1927)に掲載のロッテルダムの海浜建築であったとされる。北側の円筒部は水族室と標本室、南側は直方体を組み合わせ実験室とし、中央に塔を立てる。竣工当初の外壁は黄褐色のセメントモルタル仕上げで、装飾は少ない。玄関ポーチのアーチを模るテラコッタや階段の手摺などにアール・デコ風の装飾をあしらっている。
- 1931年
- 北海道