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registration 日本におけるモダン・ムーブメントの建築

  • 215 埼玉会館

    • 前川國男
    • 竹中工務店
    • 1960年代、地方都市における文化会館並びに公共施設が建てられる中、埼玉において前川國男によって建てられた最初の作品となる。戦後前川の設計手法となったテクニカル・アプローチの一つである、外壁タイルの先付工法が軌道に乗ってきた作品と言える。ル・コルビュジエによるスロープ(移動することで空間に変化を与える)の手法をエスプラナード(エスパス=空間+プロムナード)として独自の展開を見せた前川の公共施設の代表作であり、1950年代から1960年初めに建てられた音楽ホールと1970年代以降の東京、埼玉、弘前、福岡、熊本に建てられた美術・博物館建築における空間性とをつなぐ位置付けにあると評価される。
    • 1966
    • 埼玉